連帯炉における温度分布のムラを無くし、ガラスの熔融不良の減少と運転コストの削減であります。
燃焼用バーナーは、オイル燃焼では上部天井中央に設置され、ガス燃焼では下部燃焼室中央に設置され、予め特殊ミキサーで燃焼用論理空気量の3~5%程度の高圧空気と混合されたオイルorガスが炉の下部or上部に向かって噴出されます。
他方、ターボフロア-で供給された且つ計測された適量の燃焼用二次空気は、炉下の換熱室を経て800℃程度に予熱され、ルツボ後部付近の吹き出し口より、渦巻状に吐出されます。
ここで、燃焼フレームが最高温度となりますから、各ルツボはまんべんなく加熱され、特にルツボの下半身の温度が従来方式に比し、十分に上昇します。
このように、炉内温度分布の均一化とルツボ下部域の温度上昇によって
熔融ガラスの品質向上: 特に、半窯以下の熔融不良の減少
省エネルギー: 実績ベースで 8~20%減
大気汚染物質の減少: NOⅹ で最高50%減
操炉の容易化、標準化のメリットを創出することが可能となりました。
また、温度調節計(温度プログラム計)の使用により燃焼の自動運転、さらにはドラフト・コントロールをも含めた全自動運転も可能であります。 データーはこちら |
|
ガス キセル バーナー の実績 並列炉、 単独炉 の実績 はこちら
|
|